マリメッコの3種の模様を組み合わせた展覧会キービジュアル 右上:Klaava, Annika Rimala, 1967 下:Viidakko, Pentti Rinta, 1981 左上:Seppel, Antti Kekki, 2022
フィンランドのデザインハウス、「マリメッコ」の世界を体感できる巡回展「マリメッコ展」の開催が決定した。2026年7月に京都文化博物館(京都、会期:7月4日~9月6日)で幕を開け、東京都庭園美術館(東京、会期:2026年10月3日~12月20日)、ひろしま美術館(広島、会期:1月~3月予定)、 北九州、富山、名古屋、長崎、ほか全国を巡回予定だ。

1951年にフィンランドで生まれたデザインハウス、マリメッコ。デザイナーのアイデアや思想を重視した製品づくりを行ない、毎日の暮らしに彩り、喜び、前向きな心をもたらすことをミッションとするヴィジョンを世界に向けて発信し展開し続けてきた。これまで生まれた3500種類以上の独自のプリントデザインは、人々のファッションや暮らしを彩り、また時には過去のデザインが再構築されることでタイムレスな魅力を放っている。

本展は、マリメッコの創業者であるアルミ・ラティアの言葉を手がかりに、様々な年代のドレスやアートワーク、ファブリックを通じて、マリメッコの創造の美学、また継承されるプリントメイキングの技に多角的な視点から光を当てることで、マリメッコの世界へ来場者を誘う。
展覧会では、マリメッコ社とヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアムの貴重な所蔵作品、資料の展示、日本のアーティストとのコラボレーションなどを予定している。
「マリメッコ展」
開催時期:2026年7月開幕
会場 :京都文化博物館(京都)・東京都庭園美術館(東京)・ひろしま美術館(広島)、 北九州、富山、名古屋、長崎、ほか巡回予定
主催:開催美術館・博物館ほか
特別協力:marimekko
後援:フィンランド大使館
協力:S2、ヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアム
企画協力:東映